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MD社内、ちょっと覗いてく?『Creator's Lab』開催レポート

Posted by MONSTER DIVE

みなさんこんにちは、MONSTER DIVE初の新卒社員です。
ブログに初登場させて頂きますので、以後お見知り置き頂けたら幸いです。

私、大学時代はインターネットとは無縁の学部に在籍し、文字文字したものと日々戦っていたので、今こうして毎日PCを使っている生活が来るなんて考えもしなかったものですが、ITで表現するモノヅクリに携わりたくてMONSTER DIVEにJOINして早3カ月です。

少しずつ実務にも関わらせて頂けるようになってきて、これから仕事の大変さも面白さも体に刻まれていくのかなと思うとドキドキします(すでに周りの方にはご迷惑をかけてばかりですが......)。

さて、今回はそんな3カ月のひよっこが、入社して実感した"MONSTER DIVE"をお伝えしていきたいと思います!
「MDに入りたいな〜」「本当のところどんな会社なんだろう......」と、考えているそこのア・ナ・タ!! 是非参考にしてみていただけたらと思います!

何度かMD-BLOGでも紹介されているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、MONSTER DIVEでは、定期的に社内のクリエイターさん向けに『Creator's Lab』というハッカソン的なクリエイティブ勉強会を設けています。

その一環としてつい先日、プロデューサー陣も参加した「アイディアソン」を開催いたしましたので、その時の様子をご紹介いたします。

「ハッカソン」? 「アイディアソン」?

今更ではありますが、「ハッカソン(Hackathon)」とは、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語です。エンジニア、デザイナー、プランナー、マーケターなどがチームを作り、与えられたテーマに対し、それぞれの技術やアイディアを持ち寄り、短期間に集中してサービスやシステム、アプリケーションなどを開発し、成果を競う開発イベントの一種のことです。

アイディアソン

起源も気になったので調べてみました。
ハッカソンの始まりは、1999年ごろ、アメリカのIT企業やスタートアップ領域で使われ始めたとされ、旧Sun MicrosystemsやGoogle、Apple、Facebookなどが相次いで開催したことで知られるようになったようです。

日本では当初、2011年に震災復興への貢献活動としてITコミュニティが手がけたほか、楽天やヤフーなどといったIT企業を中心に開催されてきましたが、近年では、IT業界に限らずさまざまな領域で開催の場が広がっているとのこと。

業界の垣根を越えて新しいサービスが"練り練り"されるのはいいことですね、インターネットの無限の可能性を感じます!

しかし、まだまだ「ハック」や「ハッカー」という単語は、日本においてはネガティブなイメージで捉えられることも多いですが、元来、システムやソフトウェアを解析・改造するなど、「物事をブラッシュアップしていく」という意味合いを持っています。

「アイディアソン」とは??

え、で、アイディアソンがどうしたの?
ちょっと話がずれましたが、今回のメインである「アイディアソン」についても簡単に。

「アイディアソン(Ideathon)」は、ハッカソンと同様にアイディア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語で、ある特定のテーマについて多様性のあるメンバーが集まり、対話を通じて、新たなアイディア創出やアクションプラン、ビジネスモデルの構築などを短期間で行うイベントのことを指します。

アイディアソンは当初、「ハッカソンの事前会議」との位置付けや、「ハッカソンの導入部に行われるアイディア創出」を指していましたが、近年では、アイディアソン単独で開催されるケースも増えており、地域づくりプランやレシピ・商品・サービスの開発、新規事業開発など、非IT領域で開催されることも多いのだそうです。

ハッカソンも業界の垣根を越えて様々な応用がされているとお話しましたが、アイディアソンの方が専門的な知識や技術を持ち合わせていないメンバー同士で行うことができるので、より広い分野で取り入れやすいですね。

アイスブレイク:自己他己紹介

アイスブレイク・自己紹介

ここからはCreator's Labで実際に何を行ったのか、具体的な内容に移っていきたいと思います。

まずは、アイスブレイクとして自己他己紹介を行いました。
ペアで行ったあとグループになり自分のペアをグループメンバーに紹介します。

アイスブレイクと言って侮るなかれ! 相手の自己紹介をいかに自分の言葉に置き換えて紹介できるか、想像力を働かせて膨らませることができるか。また、その際に相手を傷つけないで言葉選びが出来るか。様々なことを瞬時に判断する力が試されるアイスブレイクでした。

いよいよ本番!テーマは『テンションが上がるWebサービス』

テンションアゲアゲ

今回のお題は『テンションの上がるWebサービス』です。
まずはアイディアをたくさん出すために、『テンションの上がることって何か』について、先ほどのグループになりブラッシュアップしていきます。

ブラッシュアップの方法
やってみると楽しいので、細かくお伝えしたいのですが、なんとも口で説明するのは"ややこしや〜"なので、簡単に失礼いたします。

ブレインライティング

[1] 用紙を回して連想ゲーム!

3×6程度の升目のある用紙を1ターン1分でチーム内で回し、連想ゲームのように、ブレイクダウンしながらブラッシュアップしていきます。
例えば、最初の人がテンションの上がることとして「旅」「音楽フェス」「新商品」を書いたら、次の人がそこから連想されるテンションが上がることを、それぞれ1分以内に書いて回していく、といった感じです。

[2] 他グループとの情報共有!

升目がすべて埋まったところで他グループとの情報共有です。升に書かれたキーワードからアイディアを拾い、自分の思うWebサービスの考え方を提示したり、逆に他グループのシートに対して意見を言ってあげたりします。
もちろん最終的にWebサービスの案を提案しなくてはならず、他者とかぶるのは気持ち的に避けたいので、他者のヒントになりそうなアイディアは隠し持ったままでもOK。

みなさんは普段何にテンションが上がっているのだろう......。それぞれのテンションが上がるツボが見えると面白いですよ〜!

アイディア・スケッチ

[3] 具現化する!

アイディアを収束させてサービスを具現化する 最後はアイディアソンのまとめとして、『テンションが上がるウェブサービス』について10分程度でアイディアを具現化します。

その後はみんなで机に広げていいなと思うものに『☆』を記します。高得点を獲得した人には、簡単にサービスの概要をプレゼンをしてもらいましょう!

結果発表!

今回のMDアイディアソンでは、シニアクリエイターMIOさん、マークアッパーRSKさんが最多☆を獲得。お二人には、岡山土産......じゃなくて、素敵な豪華賞品が贈呈されました!! パチパチパチ

賞品

おめでとうございます!

おわりに

まとめと感想を。
今回は社内のクリエイターさんとプロデューサー/ディレクター陣が参加したことと、予算や実現可能性を完全に排除してアイディア出しを行ったことで、色んな角度からバラエティに富んだアイディアが出されたのではないかと思います。

とは言っても、収入源の確保やサイトへの導線、今回の参加者の傾向からみられる需要の分析など、クオリティの高いものが数多くありとても刺激になりました。また随所で1分間・10分間というタイムリミットが設定されていたことで、常に頭を働せ無駄なものをそぎ落とし、洗練されたシンプルな発想が出来たような気がします。

個人的な感想になり恐縮ですが、アイスブレイクでは人の話し方を見て聞いて、表現豊かな人や言い回しがユニークな人など、フロントに立つ人間としてお手本にさせて頂きたいことばかりでした。実際、言葉の一つ一つに敏感になったことは確かです。

やはり人と話すことは有益ですね。アイディアが浮かばないと思っていても人に話すことで自分の頭が整理されたり、他の人の考え方から刺激を受けて新しいアイディアが閃くということもあります。

例えばですが、他グループとの共有の際は、自分がこの紙情報からどんなことを考え、どんな方向に可能性を感じているかについて説明しあうため、人は違えどほとんど同じ内容を伝えます。そのため出来るだけ違った意見を収集するために、話し方や切り口を変えて意見交換を行うよう意識しました。

そうすると、後から振り返ったときに会話の中で相手が何気なくこぼした言葉が頭に残っていて、そこからアイディアのヒントが生まれたりするんです。

今回私は初めてアイディアソンを体験しましたが、自由なアイディアと技術を駆使し、クリエイティブなサービスを開発する環境は、業務であろうと遊びであろうと、自分の中にあるクオリティレベルに達することを追求し続ける自分との闘いであると感じました。

業務への責任感が強く違った意味で自分と闘っているMDメンバーも、このときだけは日常の業務を離れて思いっきり自由でクリエイティブに頭を働かせていたのではないでしょうか。

『Creator's Lab』では、こういった遊び心のある場も設けられるので社内のコミュニケーションを図ったり、業務ではまだ使ったことのない新しい技術を使ってみたり......「楽しい」がモットーのMD魂の詰まった勉強会だな〜としみじみ。

ここから新しいサービスが生まれる日も遠くはないかも!?

それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
I'LL BE BACK!!

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