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海外出張レポート 1.21-25 SIRHA(シラ)@フランス・リヨン

Posted by Yoshifumi Fujiwara

EURO EXPO

水面下で進行中のMONSTER DIVE の新規事業、日本酒・越境ECプロジェクト「SAKE NETWORK(※)」の一環として、1.21(土)-1.25(水)の5日間、美食の街として有名なフランス・リヨンで開催される世界最大級の外食産業見本市「SIRHA(シラ)」に参加してきました。

SIRHA(シラ)は、世界136カ国から18万人以上の外食のプロフェッショナルが参加する展示会。

いつも懇意にいただている商社とタッグを組んで、料飲店・酒販店の方に向けた日本酒を購入できるECサイト(MDプロデュース)の一足早いお披露目、およびECサイトで販売する日本酒の試飲・宣伝を行いましたので、その概要と反応をレポートしたいと思います。

入り口

(※)SAKE NETWORKは、現在オープンベータとして公開中。今後、3月に正式ローンチ予定です。水面下プロジェクトのため、記事掲載日時点で詳細が書けない点、ご容赦ください。

SIRHA についてもっと詳しく

出展概要

世界最大級の展示会というだけあって、業務用食品・飲料・食材だけでなく、厨房機器・調理機器などの機材が、迷子になりそうなほど広い13万平米の会場に展示。

会場内の様子

SAKE NETWORKのブースは日本の県や食品メーカーなどが一同に集まっている、日本ストリートエリアに位置し、料飲店オーナー、日本食品を取り扱うスーパー、酒販店など多数の方が来場。

ブースに来場している様子

まずは、日本全国の酒蔵さんからご提供いただいた日本酒・梅酒40種類の試飲をしていただき、

試飲している様子

3月以降、およそ200種類の日本酒(SAKE)が購入できるようになるECサイトを一足早くお披露目しました。

WEBサイトを見せている様子

なんと、この展示会での当日の模様が、地元紙"Le Progres(4枚目の画像)"に掲載され、現地でも話題に!

が、説明文なぜか少し間違っていました。(笑)

実際に参加してみて

日本酒が世界的にブームになっているとはいえ、パリ、ロンドンなどの主要都市以外では、まだ広くは知れ渡っていない日本酒。

「SAKE」という名前は聞いたことのあるものの、中華料理店で提供される白酒も「SAKE」として販売されているため、日本酒(SAKE)=アルコール度数の高いスピリッツ(蒸留酒)と間違った情報で知れ渡っているということを実感。

そのため、日本酒なんて..という方も多かったが、実際に日本酒を試飲していただいた方には、ワインのような感覚で飲める食中酒としてのイメージを与えることができ、日本酒には、香りの高い薫酒や、複雑な香りを持つ古酒など様々なジャンルがあることを説明することで、和食だけでない、フレンチ、イタリアンなど幅広いジャンルの食とのマッチングにも向いているということを、理解いただけたように思います。

この体験を受けて、海外とりわけヨーロッパ圏へ日本酒を輸出するには、まず日本酒の間違ったイメージを払拭しなければならないが、実際に試飲していただいた方には好評だったことから、やはり「SAKE」には世界に通用する価値があるということを改めて感じました。

普段WEB制作者として、システムやWEBサイトを作る側にいると、直接サイトをお使いいただく顧客と顔を合わせて会話することがないため、WEBサイトを閲覧している模様を直接見ることができ、またここの部分は使いにくいといったフィードバックを直接感じることができたのは、貴重な経験でした。

今後の計画

MONSTER DIVEの日本酒・越境ECプロジェクト「SAKE NETWORK」は、まだ始動したばかり。 WEBサイトのプロモーションだけでなく、日本酒(SAKE)のこと、日本のことをもっともっと知ってもらいたい。

次回は、2017.3.19-21にドイツ・デュッセルドルフで開催される、ワイン・スピリッツなどのアルコール飲料に特化した展示会"Prowein"へも参加し、SIRHA(シラ)同様、海外バイヤーの方へ直接プロモーションを行ってきたいと思います。

集合写真

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