本日、2025年12月30日。
カレンダーも残すところあと1日となり、MONSTER DIVEの第17期が幕を閉じようとしています。
私自身にとっては、MONSTER DIVEにジョインして初めての「1期目」を駆け抜けた1年でした。仕事納めを終え、少しだけ静かになった時間のなかで、この1年の歩みを振り返りながらキーボードを叩いています。

まだ12月の最終的な数字が締まるのは年明けになりますが、会社全体としては増収、そして過去最高の売上で終えることができそうです。
また、私が管掌しているWebプロダクション事業についても、売上・利益ともに過去最高を記録する見通しです。
こうした結果を出すことができたのは、何よりも当社を信頼し、大切な仕事を委ねてくださったクライアントの皆様、そして日々プロフェッショナルとして現場で奮闘してくれたメンバーたちの頑張りがあったからこそ。まずは深く感謝したいと思います。
経営者として、まずはこの良い結果に安堵しています。ですが、この安心感に浸れるのは今この瞬間だけ。すでに来期に向けた心地よい緊張感も同時に感じています。
前回のブログ(2025年8月の記事はこちら)では、新しい挑戦としてM&Aを開始したことをお伝えしました。
記事を公開した後も、いくつかの案件でデューデリジェンスを進めてきました。結果として、今回は最終的な成立には至りませんでした。
これまでの経営経験からも痛感していることですが、M&Aは「成立させること」が目的ではありません。ノルマのように数を追うのではなく、私たちの強みが活かせるか、文化的にフィットするかといった「納得できるディール」であることを優先しました。
ただ、今後の課題としては、より多くの良いご縁に出会うために、検討する案件数(打席に立つ数)自体はもう少し増やしていく必要があると感じています。これは来年、私が注力すべきテーマの一つです。
M&Aは1件の実行に留まりましたが、17期にはもう一つ、大きな新しい取り組みを開始しました。それが「ファンドへの事業投資」です。
今年の夏頃から検討を重ね、冬になってようやく実行に至りました。
初速としては非常に手応えを感じており、素晴らしいスタートを切ることができました。この投資は、近い将来、MONSTER DIVEに大きな利益をもたらしてくれるものと大いに期待しています。

17期は、これまでの堅実な経営基盤を守りつつ、M&Aや事業投資といった「攻め」の姿勢を鮮明にした1年でした。
来る18期は、これらの布石をさらに具体的な成果へと繋げていくフェーズに入ります。
Webプロダクションとしてのクオリティを磨き続けるのはもちろん、バランスシートを活用した攻めの経営をさらに加速させ、MONSTER DIVEをもう一段上のステージへと引き上げていきたいと考えています。
メンバーの皆さん、そしてクライアントの皆様。
2025年も本当にありがとうございました。
新しい年も、MONSTER DIVEらしい「挑戦的な冒険」にご期待ください。
それでは、良いお年を!