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社会人デビューしたNEW MONSTERによる半年間の備忘録!

Posted by STM

はじめまして!
2022年に新卒で入社したSTMと申します。

4月から東京で一人暮らしを始め、MONSTER DIVEでの社会人生活がスタートしました。
まだまだ未熟ではありますが、LIVEプロダクション事業部で日々奮闘しております!
もちろんブログの担当が私にまわってくるのも初めてです!
そしてなんと...入社してもう半年が経過いたしました。嘘でしょ? 早すぎる! 本当に怒涛な感じがします。(笑)

そこで、今回は私が入社して半年間、右往左往しながら学んだことや経験したこと、MDの雰囲気や印象をこのブログで振り返ってみたいと思います。MDに入社を考えている学生さんなんかのちょっとした参考になれば幸いです!

始まりの日

4月1日。緊張しまくる中で迎えた入社式はまさに私の人生における新しい舞台の幕開けでした!
数ヶ月前までは学生ということもあり、私は「これまでの」や「普通の」入社式を知りませんが、MDの入社式は一風変わっているのかもしれません。
なんと言っても入社式が終わったかと思ったタイミングで「るーるるーるるる、るーるるー」と日本人の多くが聴いたことあるであろう『徹子の部屋』のメロディーが流れ始めたのです! 一瞬、何事かと思いました。(笑)

入社式

あえて詳しくは触れませんが、エンタメ要素も加えられてる入社式で、なんと言っても私たちの入社式のために色々と準備してくださっていたことがとても喜ばしかったです!

ライトニング〜ト〜ク!

Welcome Lightning Talk。
通常LT会と呼ばれるものがMDにはあります。入社式の翌日に開催されたのがこのLT会で、いわゆる自己紹介をして自分がどんな人物かを伝える発表をしました。

スライドなどの資料チェックやリハーサルも設けられ、私は緊張とプレッシャーを感じながらLT会に挑んで、自分についてプレゼンさせていただきました。これがもう、大学でやった研究発表やセミナーのプレゼンなんかより心臓バクバクでした...!
しかし、振り返ってみると普通に仕事をしているだけでは、他の部署の方に自分がどういう人物なのかを知ってもらう機会はなかなか少ないので、とても貴重な時間になったと思います。実際にLT会で私が伝えたことを1つの話題として話しかけていただいたことが何度もありました。
LT会を通して、MDは働いている人同士の関係もしっかり構築できる会社だとわかり、不慣れな環境でも前向きになれました!

なお、LT会は新メンバーだけではなく、既存メンバーの方も発表してくださいます!
ですので、先輩方のこれまでの経歴やプライベートなどの知らなかった一面まで知ることができ、聞いてる側としても楽しい時間を過ごせます!

Welcome Lightning Talk

写真はつい先日LT会で発表されてたTAKさんです! いつにもなく緊張されてたご様子でした。(笑)

初の現場

少し話題を変えて、LIVEプロダクション事業部での仕事の話をしていきたいと思います。

業界への興味があったとはいえ、私はそもそも現場というものを経験したことがありませんでした。
大学でも映像や音声などの専門的な勉強はしてきていなかったので、私は現場でどんな人たちがどんな仕事をしているのかを知るところからスタートしました。

ということで、経験のある人からしたら当たり前の現場における当日の流れを簡単に説明していきます。
SKRさんのブログでも本番日の流れをわかりやすく解説されているので是非そちらも一読ください!
私の説明は、あくまで備忘録なので個人的な感想なんかも交えてます。(笑)

設営

まず、スタジオなど配信や収録をする場所にカメラや照明などの機材を準備していきます。

順番としては、最初に演者さんの立ち位置や座り位置を決め、その後に電源などのケーブルを引いていきます。ただ機材を配置していくのではなく、基準となるものや必要度の高いものから順にセッティングしていく必要があります。
ケーブルなどの配線もぐちゃぐちゃにならないよう、キレイに整えます!入社してすぐは何から手をつけて良いのか分からず、自分もケーブルもよく空回っていました。(笑)
また、最近は新しくスタジオが設立されたので、傷がつかないよう床にグリーンをひいたりする作業もあります。

設営

ここまでの作業的な部分はイメージしやすいかと思いますが、実は現場入りして1番最初にやることは設営ではないんです!
設営が始まる前に、当日アサインされているメンバー全員で配信や収録の内容、スケジュールやスタッフそれぞれの役割を再確認する時間を設けています。
特に規模の大きい現場などでは、スタッフの人数も多く、初めて一緒に仕事をする外部スタッフさんなどもいる中で設営を行うため、1番最初に顔合わせや現場にいるメンバー全員の共通認識を持たせる時間がとっても大切になります!

テクリハ

設営が終わったら、テクリハと呼ばれるテクニカルリハーサルをします。
ここでは、カメラの位置やカメラワークの確認をしたり、転換が必要な場合はどのくらいの時間がかかるか、物出しがある場合はどこから持ってきてどこに置くのかといった細かいところまで確認したりします。配信のときは、配信テストも行います。

テクリハ

また、スライドやテロップを出すタイミングや内容に間違いがないかなども細かくチェックします。
実際にスタッフが演者さんの代わりにスタンドインして、台本に沿って進めていきます。リモートで登壇される方がいる場合は、テクリハ前にリモートの接続確認も行う必要があります。
リモート出演の際も、スタンドインと同様にスタッフが自分のPCで入り、リモート登壇者としてスタジオにいる人と会話のやり取りを行い、映像や音声に問題がないかをチェックします。

スタンドイン

初めてスタンドインしたときはめちゃくちゃ緊張してしまい、元気がないと注意されたので元気でいることを心がけています!

リハーサル

スタッフ間で細かい調整をしたら、演者さんを含めたリハーサルを行います。
そこで、演者さんにどのように進行していくのかを説明しながら流れを確認します。
持ち込みのPCから資料を出力するときなど、演者さん本人がくるまで確認ができないこともあるため、テクリハでも調整していますが、リハーサルでもさらに調整をしていきます。 つまり、本番まで細かい調整を何度も何度も繰り返していくわけです!

演者さんリハがないときは、そのまま本番に突入してしまうのでどこか心が落ち着かないです...。

本番

確認や調整を重ねて、いよいよ本番を迎えます!
本番中は、リハーサルで確認した各々の役目や役割を全うするのみです!

当日の動きだけでも本番を迎えるまでに数時間かかってきますが、これは本番中に何かトラブルがあったとき「何もできなかった」という状態にならないようにするためです。だからこそ、リハーサルでの繰り返しの確認や調整、事前の準備が必要となってきます。
準備にどれくらいの時間がかかるかは、案件によってそれぞれですが、規模の大小問わず確認や調整、事前の準備は欠かせません!

また、本番後に演者さん同士で集合写真を撮られるなんてこともよくあります。この瞬間、本番を終えてホッとした顔の演者さんを見ていると、自分自身も緊張がほぐれて妙に安心できます。現場のピリつきもなくなり、皆さんの笑顔が見れる素敵な時間です。

本番

ちなみに、写真を撮っているのを撮られていて、めちゃくちゃ髪の毛ボサボサなんてこともよくあります(笑)

バラシ

無事本番を終えたら終了ではありません! 最後にバラシ(片付け)があります。
本番までにはたくさん時間をかけますが、片付けはパパッとできるだけ短時間で終わらせます!

バラシ


当日の流れに限定するとバラシが終われば終了です。編集案件だと、そこからがスタートと言えるときもありますが...。
以上が、現場の主な流れとなります。

プロフェッショナルたち

偉そうに現場の流れなんか説明しちゃってますが、初めは右も左もわかりませんでした...。
そんな現場未経験な私ですが、徐々に現場の流れや雰囲気を掴むことができたのはプロフェッショナル(先輩方)から様々なことを教えていただいているからです!
プロフェッショナルからどんなことを教えていただいているのかをカメラや音声などの技術周りと進行やフロントなどの制作周りの大きく2つに分けてご紹介します!

技術

ケーブルの巻き方から覚えた私が入社して1番強く感じた壁は技術的な知識の少なさでした...。
機材の名前、映像や音声などの専門用語、よく出てくる意味ありげな数字、諸々わからず日々勉強中です。
機材の名前や使い方を覚えるために、半年経過した今でも機材の写真を何枚も撮っているので、よくカメラロールが機材だらけになっています。(笑)

カメラロールが機材だらけ

しかし、写真を撮って調べただけでは理解しきれないことも多く、そんなときは技術面に強いプロフェッショナルに「レクチャーお願いしても良いですか...?」と聞きに行きます。優しい人しかいないので、これまで拒否られたことはありません! カメラの使い方1つでも、設置の仕方や細かな設定まで覚えることは山積みなので、とりあえず沢山メモって書いたことを整理したり、合ってるか再度確認していただいたりしてます。

直接レクチャーしてくださる人がいるということが、どれほど有難いことなのか...!
プロフェッショナルの方々には本当に頭が上がりません。一度で理解できないことが多くごめんなさい! いつも本当にありがとうございます!

私に機材について教えてくださるプロフェッショナルたちは、他にも機材構成を考えたり、別途必要な機材をレンタルしたりとテクニカル的な業務をメインに対応してくださっています。

制作

一方で、フロントに立ってやり取りをしたり、当日の進行や必要な制作物を手配したりと制作周りの仕事も幅広いです。私は制作を希望していたこともあり、最近はケータリングやお弁当の手配をよく担当しています。気づいたら、自分のデスクの上にお弁当のカタログがよく置かれるようになりました。(笑)
お弁当を選ぶ際も、人気どころや美味しかったお店などをよく教えていただき参考にしています。

写真はオススメいただいたスパムむすびになります! 演者さんからもとても好評でした!

スパムむすび

また、制作ではフロントとしてクライアントとやり取りすることも多いのですが、クライアントからの「ここしたい」「ああしたい」という要望や言われたことをそのまま鵜呑みにするのではなく、一旦テクニカル周りを相談してから判断したり、伝え方を変えてみたりと自分のターンで一度で咀嚼する必要があります。でないと、無理難題をやらなければいけなくなってしまい、お互い気持ちよく仕事ができないからです。

ですが、この温度感や程度というのが、まだ私にとっては理解してもうまく実践できないというか、難しいというか、経験を重ねて身につけていく技のように感じます。こうしたやり取りを毎日しているプロフェッショナルの方々は本当にすごいし尊敬しかありません!
私も今後メールなどのやり取りが増えてフロントに立てるように、プロフェッショナルの動きから色々学びたいと思います!

数ヶ月後は...

ここまでMDで過ごした私の半年間を振り返ってみました!
本当に個性豊かでプロフェッショナルなメンバーに囲まれて、楽しく飽きない毎日を過ごしています!
数ヶ月後、このブログ兼備忘録を読んで「そういえば、こんなこともあったわ!」「半年経ったときの自分はまだまだだったな〜」なんて笑っていられる自分でいたいです!

駆け出しNEW MONSTERになりますが、今後も日々精進して立派なMONSTERになりたいと思います!

おっしゃー! 爆裂するぞー! うおおおおおおおー!

と、意気込んだところで締めますね。(笑)
それでは、最後までお付き合いくださりありがとうございました〜!

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