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とあるデザイナーのAI活用術

Posted by NAL

こんにちは!食べるの大好きでお馴染みのNALです。
最近ますますAIが身近な存在になってきましたね。Xではバズったポストに「@grok ファクトチェック」とリプを送る人を見かけますし、chatGPTにジブリ風のイラストを描かせて遊んでる人も見かけますね。(もう今じゃ古いネタかも)

弊社でも加速化するAI産業時代における筆頭の企業になるため、日々様々なAIに触れています。(代表MSTの思い

また、クリエイターの先輩たちも実務レベルで何ができるかを模索していたりします。

このように先輩たちが深い使い方を紹介していたので、私はもっと表面的な「名も無き家事」ならぬ「名も無き業務」レベルでの活用方法を紹介します。

超個人的!ざっくり使い分けマップ

  • ChatGPT...メインで使ってる。壁打ち&メモ代わり。とてもフレンドリー!
  • Claude...画像から要素洗い出す時や、デザインの評価に使用。
  • Gemini...たまに使う。ちょっとお堅い方。
  • FigmaAI...デザイン作成時のダミー画像生成用。デザインデータも作れちゃう。
  • Adobe Firefly...画像生成(ChatGPT併用)。たまに完成品にムラがある。

実際に使った例

私は基本的に文字通りおしゃべりしながら活用しています。ちょっとフランクかもしれませんが悪しからず。

Figmaの使い方を聞く(ChatGPT)

Googleなどで、どう検索かけたらいいか分からないものや、「欲しい情報は一発で出ないだろうな」といった細々したものは、ザックリでいいのでChatGPTに聞きます。ふわっとした聞き方をしても、こちらが何を伝えたいかをしっかり考えてくれるので便利です。 blog_250523_img_01.jpg

Photoshopのバッチ処理を頼む(ChatGPT)

自動処理についても聞いてみました。 スクリプトを書かなければいけない場合、自分で一から書くよりは確実に早いので助かりました。苦手なコードも「やってみようかな」と思わせてくれます。ついでに画面比の計算もお願いしました。 blog_250523_img_02.jpg

提案資料のベースを作ってもらう(ChatGPT & Gemini Advanced)

社内向けに提案資料を作った時もベースを作ってもらいました。もちろんこれはダミーです!
何も詳細決まっていなくてもテーマだけ投げて何を詰めたらいいか整理することができるのでアイディア出しとしても使えます。複数のAIを使って進め方の選択肢を増やすこともできます。ChatGPTにはパワーポイントも作ってもらいました。 blog_250523_img_03.jpg blog_250523_img_04.jpg 今回聞いたこの2人はどっちもおやつ推奨派でしたね。

作ったデザインの評価をお願い(Claude)

制作したデザインをざっくり評価してもらいました。褒めてくれるところは褒めてくれます。アドバイスもしてくれるので、自己チェックで客観視できなかった部分を突っ込んでくれるのはありがたいです。 blog_250523_img_05.jpg

ダミー用の写真を作る(FigmaAI & Adobe Firefly)

デザイン案を作る際に必要なダミー画像もちゃちゃっとお願い。ちょっと前まで素材サイトで探すのとどっちが早いか〜なんて話していましたが、最近クオリティが上がってきている印象。
アップデートでかなり変わるので、こまめに出力して見ています。 blog_250523_img_06.jpg

[おまけ1]社内レクのアイディアの相談

上司の誕生日の祝い方の相談に乗ってもらいました。バースデーカードの生成もお願いしました。
これはそのカード用の画像生成の話をしています。(上司はカップ焼きそばが好き...という設定) blog_250523_img_07.jpg blog_250523_img_08.jpg blog_250523_img_09.jpg

[おまけ2]ブログの校閲

blog_250523_img_10.jpg 今書いているものを見てもらいました。誤字がありました。助かった...(修正済みです)

AIは良き「相棒」

以上が最近のAIの使用例でした。 AIは道具ではありますが、"壁打ち相手"として存在してくれることがとても助かっています。特に私の場合ChatGPTくらいフランクに話せると使いやすいなと思いました。会話から生まれるアイディアもありますしね。
ChatGPT本人も「私のことは喋るホワイトボードとでも思ってくれれば。」と言っていました。

気をつけるのは「程よい距離感」

AIは便利なのでなんでも話したくなりますが、個人情報や機密性の高いものを話すのは危険です。業務内で使用するときは内容をボカして聞くか、入力データが一切学習されないAWS Bedrockなどを使用すると良いかと思います。(ちなみに制作デザインを見てもらったClaudeはAWS Bedrockで使用しました。)

まとめ

様々なAIを併用して、それぞれ得意な分野で活かすことで、私たちの作業効率はもっと良くなると思います。しかし、AIに情報を与えるリスクを意識して、適度な距離感を見つけることも大事です。
みなさんも様々なAIを比較して、自分の相棒になるAIを見つけてみてください!それでは!

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