皆様、こんにちは!
ゲームが大好きなセールス担当のKATです。
今回は、ゲーム脳である私がAI使って思ったことについて、ゲーマー目線MAXで語っていこうと思います!
当たり前な話ですけど、AIってすごい便利ですよね。
自分が思いつかなかった角度の考え方を提供してくれたり、自分の考えをブラッシュアップしてくれたり、営業の仕事をしている身としても、本当に欠かせない存在だと感じます。
ただ、AIという単語だけを聞くと、ゲーマーとしてはチートだったり、ズルいツールというイメージが浮かんでしまいがちです。便利だと分かってはいるものの、「これ、ちょっとズルしてない?」みたいな考えが頭をよぎって、最初の頃は使うことに少し抵抗を感じていました。
ただ、あるときふと気づいたんです。
この感覚、どこかで経験したことがあるな......と。
そう、それはゲームで初心者救済装備を使ったときのあの感覚に、とてもよく似ていました。
ゲームの世界では、序盤からとんでもなく強い武器を手に入れてしまうことがあります。
DLCの初期装備やイベント配布の装備など、戦闘が一気に楽になるようなアイテムたちです。
助かるのは確かなんですけど、なんとなくモヤモヤしませんか?
「このままこの装備でクリアしたら、ゲームの面白さを味わいきれないかもしれない...」
そんな感覚が残ります。
ゲームなんて難しければ難しいだけ良いんですからね。
AIを使って営業資料や提案書をつくったときも、まさにこれに似た感情が湧きました。
たとえば、「提案用のWeb構成案を出してください」と指示すれば、それっぽい骨組みやアイデアが数秒で返ってきます。
ちょっと整えれば、十分それらしい提案が完成します。
でも、それで提案したと言っていいのか?
「自分の頭で考えてないじゃん」と思われるのではないか?
AIはたしかに非常に便利ですし、作業時間も大幅に短縮されます。
その便利さゆえに、頼りすぎたら自分が育たないのでは? という考えも生まれました。
実際、AIで資料のデザインや素材、大枠の流れを作成してもらい打ち合わせに行くとき、不安な気持ちがぬぐえなかったり、AIが組み立てた内容を、自分の言葉として説明しきれないことがありました。
たとえば、とあるサイト提案に向けて、AIとコンテンツ案の壁打ちをしていたのですが、出てきた案は一見よくできているように見えても、質問が来たときに、自分の言葉で上手く説明がしきれない箇所があり、結果的には成功したのですが深くまで嚙み砕けていないような感覚が残りました。
当たり前のお話ですが、AIは資料を作ることはできますが、肝心な中身を理解し自分の声で届けるためのプロセスまでは肩代わりしてくれません。
提案時のトークスクリプトを作成してもらうことも可能ですが、会話というのはリアルタイムに流れが変化していくものです。
骨組みは作れても最終的には自分の言葉で話す必要があります。
そこが営業としての人の役割なんだな、と改めて痛感しました。
仕上げや装飾、とどめの一撃はやっぱり人間の役目です。
土台を整える手間をAIが引き受けてくれることで、その部分に集中できるようになりました。
AIが出してくれるのは、あくまで「型」や「材料」だけ、それを料理するのはプレイヤーである自分自身だという感覚が、ゲームにすごく近いように感じます。
そこからは、AIは「初心者救済装備」ではなく、使いこなすと強い玄人向け装備のように見えてくるようになりました。
どんなに強い武器を手に入れても、それをうまく扱えなければプレイヤーの力量にはなりません。
むしろ、その武器に使われてしまう、振り回されてしまうこともあります。
仕事におけるAIも、まさに同じだと感じています。
私は今、AIという強力な装備を前にして、そのうまい扱い方を模索している最中です。
AIという強い武器を手にして、それを様々な視点から試して覚えていく、そして完璧に使いこなせるようになったとき、AIと一緒に働くということが、もっと自然で楽しいものになるはずです。
これからもレベルをあげていきながら、自分なりのAIとの連携を模索していきたいと思います!