こんにちは、LIVEプロダクション事業部のUTOです。
ここ最近の日差しの強さで4月にしてもう肌がこんがりしています。
肌が焼けているとなんか技術感がありますね!笑
そんなことはさておき......
今回ですが、昨年の8月に書かせていただいた「Klang2」の記事が好評だったので、そのPart2ということでさらにできることをご紹介したいと思います。
改めて Klang2 とは、テレビ番組の音響効果などをやっているM-TANK社がリリースしているもので、iPhone / iPadで使用することができる音出しアプリになります。
好きな音源を好きな場所に配置して、叩くことができます。
最近は個人で配信する方も増えているので、そういう配信にも使用できるし、プロオーディオ用としても優秀なアプリになります。
つい先日も大道芸人の方がこのアプリを使って音出しをしていて、もうどこでも使われているんだなぁと感じました。
前回は「音量コントロール」「カット」「色の変更」「有料コンテンツ」についてご紹介しました。
今回はもう少し踏み込んで、便利な機能をご紹介します。
「Klang2」には主に4つの再生方法とフェードアウトのコントロール機能があります。
この機能を使って曲のつなぎ目を自然にしたり、オペレーターの操作を簡易化することができます。
個人的には、BGMであれば「MONO PHONIC」「CROSS FADE」、SEであれば「POLY PHONY」にしていることが多いです。
用途に合わせて使い分けることがおすすめです。
このアプリは仕込んだ音源からプレイリストを作成することも可能です。
単体の音源でこれとこれを急遽LOOPしたい!みたいな時に大活躍します。
PLAYLISTは普通のPadとは別で機能が働きますので、使わないときはPLAYLISTの画面でしっかり停止しておくことが大切です。
使った案件や現場ごとにSCENEを作っておくことができ、保存したものを好きな時に呼び出すことができます。
16Padじゃ足りない時や流用できそうな現場の時に使うことがあります。
前回に引き続き「Klang2」をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
昔はサンプラー機材で行っていたものが、今となってはタブレットやPCで操作性が簡単になり、誰でもとっつきやすい環境になってきています。 操作が簡単な上に色々なことができるのがこの「Klang2」の最大の強みです。
ぜひこれを気に「Klang2」を使うきっかけになれたら幸いです。
BGMやSEは配信や作品に色をつけて華やかにできるものだと個人的には思います。そんな1アクセントとして、さらによりよい音づくりができるよう私自身も色々試行錯誤していきます!