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どこがベスト? スタジオ・会場探しの際に確認すべきポイント!

Posted by STM

どもっ!LIVEプロダクション事業部の爆裂社員ことSTMです。
なんと今回で記念すべき?5回目のブログ執筆です!

さて、今回は撮影・収録スタジオやイベント会場などを手配する際にチェックすべきポイントを紹介していきます。
「そもそもMONSTER DIVEってスタジオ持ってるじゃん!」
っていうツッコミどころもありますが、スタジオレンタルはもちろん、MONSTER STUDIO乃木坂以外の場所でも、スタジオ・会場リサーチから手配までを担当するのがMONSTER DIVEです。

ですので、今回はうちのスタジオ以外で会場手配した経験をもとにブログを書いていきたいと思います。

ポイントその1:費用

  • 番組・イベント全体の予算
  • スタジオ・会場のレンタル料金、時間単位の料金、早朝深夜料金
  • 追加料金が発生する場合(延長料金、設備利用料)など

まず、大前提ですが、スタジオ・会場費用にあてられる予算がどのくらいあるかは押さえておくポイントです。
場所によっては、基本料金に控室や会場機材が含まれるところもあれば、別途費用が発生するところもあります。

価格がどのように設定されているかで、かなり費用感が変わってきますので、価格設定や料金システム部分のチェックを怠ると、見積りをもらった際に「あれ?想定していた金額と全然違う!」となるので、要注意です。

ポイントその2:番組やイベントのテーマと規模感

  • 必要な広さや空間のイメージ&雰囲気
  • 撮影・収録、イベントの形式
  • スタッフ、関係者、有観客の場合はお客さんの参加人数(キャパシティ)

何を目的とした、どんなコンテンツの撮影 or イベントなのかで候補になる会場はガラッと変わります。
例えば......
・美術手配してスタジオセットを作る番組
・ビジネス系のカンファレンス
・クロマキーで撮影する収録
・企業の表彰式イベント+懇親会
という4つについても、テーマや規模感が全く違いますね。

そして、もちろん条件に当てはまる会場も
・美術手配が必要なら、広くて開けた場所で天井高も十分にあるところ blog_250502_001.jpg

・カンファレンスなら、スクリーンを使用できて、客席があるところ blog_250502_002.JPG

・クロマキー合成をするなら、グリーンバックが使用できるところ(うちのBスタとか!) blog_250502_003.jpg

・懇親会があるなら、パーティー会場など飲食も可能なところ blog_250502_004.JPG

といったように、会場に求める条件の優先順位と方向性も異なります。
また、番組やイベントの雰囲気にあった場所を探して欲しい、といった依頼も多くあるくらいなので、スタジオ・会場の内装やデザインは決め手になりがちです。

有観客の場合は、会場のキャパシティを鑑みて探す必要があり、その時点で候補となる会場が絞られてしまいます。
このように 、番組やイベントのテーマと規模感というのはかなり重要なのです!!!!

ポイントその3:設備

  • 控室や更衣室の個数
  • ホワイエや受付スペースの有無
  • 電源やインターネット環境
  • 会場の常設機材

会場設備は、どんなコンテンツをやるのかといった番組やイベント内容、演者さんや関係者の人数なども絡んでくるので、「ポイントその2:番組やイベントのテーマと規模感」と類似する部分も多々あります。

MONSTER DIVEでは、配信番組やハイブリッドイベントの案件が多いので、会場のインターネット環境の確認がマストになることが多くあります。
有線の占有回線がいくつあるのか、回線がない場合は別途手配しても問題ないのか、配信ありの現場では見逃せないチェック項目です。

設備周りは、HPによくある質問としてまとめてくれているところも沢山あります。

▼MONSTER DIVE乃木坂「よくある質問」
https://www.monster-studio.jp/faq
MONSTER DIVE乃木坂の場合だとこんな感じで、
「喫煙所はありますか?」
「スタジオにプロジェクターはありますか?」 といった項目がよくある質問として記載されています。

こうしたよくある質問がHPに記載されている場合は、しっかり目を通しておくと事前に気になっていた部分が解決することもあります。

ポイントその4:アクセス

  • 駅からの距離、公共交通機関
  • 駐車場の有無
  • 会場までの道のり

有観客の場合は特に! ですが、お客さん(参加者)が集まりやすい場所か? という部分で、参加者数が変動しますよね。

私もよくプライベートでライブやイベントに行くのですが、やはりメジャーな駅の方が行きやすいし、此処でやるなら行こうかな〜と思います。ですので、イベントに集まる客層なども考慮しつつ、都内のアクセスが良いところで見つけたいところです!

ですが、やはり都内の会場ほど、費用がお高めだったり、空きがなかったりがあるので、難しいところです......。
そして、内部的には駐車場事情も気になるところ。搬入のしやすいスタジオや会場は使い勝手も良いですからね。

ポイントその5:利用規約と注意事項

  • 飲食の持ち込み可否
  • 騒音に関する注意点
  • ゴミの処理方法

まずはドドドーーーーン!とこちら! blog_250502_005.png

こんな感じの書面をよく目にしますよね?
スタジオ・会場を利用するにあたって、利用規約や注意事項が記載されているのがほとんどです。実際に利用が確定となったら、契約やサインをすることもあります。

ここには、会場で定められたルールが記載されているので、キャンセル規約や番組・イベントでやりたいことがNGとされてないかを改めてチェックします。

過去に苦戦したのが、ドリンクやフードの販売可能な会場探しです。
東京、大阪、福岡、仙台など、場所によっても保健所のルールが異なるので、
「保健所に申請してください」
「指定業者があるので、その業者以外の持ち込みはNGです」
「会場側は一切責任取りません」
などなど場所によって対応がバラバラでした。

バーカウンターなど水回りがしっかりあり、飲食店登録されているところが安全かもです......。
また、劇場などは基本飲食物の持ち込みはNGですので、そういったことも基本的に利用規約にも記載されています。

ポイントその6:ロケハン

  • 実際に広さや雰囲気を確かめ、イメージと合うか確認
  • 気になる点を会場担当者に直接質問
  • 軽い打ち合わせとすり合わせ

最終決定するにあたって欠かせないのがロケハンです。
HPで写真や図面は公開されているものの、実際に目で見ないとわからない部分は沢山あります。決定権はクライアントが持っているかと思うので、希望とズレがないかなどを確認していただきます。

また、制作としても技術としてもイメージをより具体的にして、会場担当者とすり合わせつつ、必要な備品や機材を洗い出していきます。

ロケハンの極意的な部分はTETさんのブログで紹介しているので、そちらを要チェックです!

ポイントその7:空き日程

  • 希望日程に空きがあるか

7つ目にして、私が1番最初に確認する項目です!(笑)

空き日程を確認するにあたって、大きく2パターンがあります。まず、スタジオや会場を使用する日程が既に決まっているパターン。次に、複数の候補日程があって、空き状況を確認した上で使用日を確定させるパターンです。

前者の場合は、そもそも空き日程がない時点で詳細を聞くに至らずとも、泣く泣く諦める必要があります。ただ、先約の方が仮予約の状態で確定ではない、といったケースもあるので、2番手、3番手で押さえておくと、いずれ1番手に繰り上がることもあるので、確度が高い際は一旦仮予約いただくようにしています。

一方、後者の場合は、会場優先で日程が決まる形になるので、日程の余地がある分より条件をクリアしている会場が求められることも!
また、空き日程を確認する際は、問い合わせよりも直接電話で確認する方がスピーディーです!

最後はシンプルにあたって砕けろ!!!

ここまでポイントを色々お伝えしてきましたが、最後に優先順位を決めるということも大切です。

もちろん全ての条件に当てはまっている会場が望ましいですが、どうしても希望日程に空きがなかったり、予算が合わなかったりもあるので、「希望より控室の数は少ないけど、会場のキャパと費用感は良い!」といった会場も候補として残しておくのもひとつです。

あとは、あたって砕けろ!なので、積極的に行動することが吉となります。
電話しまくって、問い合わせしまくっていると、素敵なスタジオ・会場と出会えるはずです^o^

そして、我々MONSTER DIVEが運営するMONSTER STUDIO乃木坂とも多くの方が出会ってくれますように!!!
最後までありがとうございましたー!

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