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無限スクロールについて考えてみる

Posted by Yuji Ushida

Webデザインを生業にしているみなさん、こんにちはこんばんは!
まだまだ寒いですが、いかがおすごしでしょーか!
そんな寒さを吹っ飛ばすべく、テンション高めでまいりますよー。

さて、今回のテーマは、無限スクロールについて!です。

最近、Webメディア等で見かけるようになり、じんわりと浸透しつつある無限スクロール。
その中でも秀逸なサイトを発見しましたので、ご紹介させて頂きます!

無限スクロールを効果的に使っているWebメディア3選!

THE GREEN SOCCER JOURNAL

THE GREEN SOCCER JOURNAL

このサイトでは、一度、記事詳細に入ると、左カラムに記事タイトルが表示され、読みたい記事を一覧で見ることができます。
記事タイトルの中にはスクロールバーもあり、現在地もわかりやすい。
Galleryもかっこいいっす!

TABI LABO

TABI LABO

大きな画像とキャッチ、左カラムのカテゴリーで構成され、シンプルで分かりやすいレイアウトです。
サムネイルを上から下に送ってるだけでも楽しいですね。
記事中も、大きな画像を大胆に使い、雑誌の様に記事を読む事ができます!

forret

forret

情報が乱雑になりがちなWebメディアですが、サムネイルとキャプションを効果的に使っています。
関連情報も豊富で、一度読み出すと止まりません!

UI/UXのメリット、デメリット

では、無限スクロールを導入するにあたり、どんなメリット・デメリットがあるのでしょう?
個人的に考えてみましたので、簡単にご紹介させてください。

メリット

ユーザーの滞在時間を稼ぐことができる。

ユーザーの興味がある記事が続けて出てきますので、次の記事へと自然に誘導することができます。
読み進んでいくことで、滞在時間を大幅に増やす事も可能です。

サイトを直感的に閲覧できる。

スクロールがメインですので、より直感的にサイトを閲覧できます。
スクロールして記事の下に行けば、次の記事が出てきますので、迷うことがありません。

レスポンシブデザインに最適。

スマホサイトでは、ほとんどのサイトが下へスクロールすることを想定したデザインになっています。
スマホサイトでも、PCサイトと同じ構成のまま移行できますので、PCサイト、スマホサイトで違和感がありません。
シンプルなシングルカラムデザインとの相性も抜群です。

デメリット

フッターが無くなる。

現在のサイトは、SEO対策も兼ねて、フッターにサイトマップなどを配置するなど、さまざまな情報が置かれるスペースとして使われることが多いのですが、フッターという概念がなくなるため、それらの情報をどこに置くかで悩みます。

一度見失うと、UI次第では発見が難しい。

さくさくと記事を読み進めてしまいますので、改めて記事を見直そうと思った時に、どこにあった情報かが分かりづらいです。
記事から離れると余計に分からなくなりますので、検索や細かなカテゴリー分けなどが必要になるかもしれません。

デザインの幅が狭い。

基本的には、下にスクロールすることが前提ですので、シンプルが故にレイアウトデザインの幅があまりないと感じます。
工夫できるのはメニューの位置や、関連記事などと限られていますので、違いを出すのはデザイナーの腕の見せ所ですね。

記事が少ないと全く面白くない。

記事が少ないと新しい情報に出会えず、通常のサイトより何倍もガッカリしますので、新規に導入する際には、ある程度ストックがある状態が望ましいかと思います。

な、感じですかね!
ユーザーを誘導しやすいけど、サイトの情報整理しておかないと、逆に迷わせる事になるかと思いますので、そこは要注意な印象です!

まとめ

無限スクロールを導入することで、ユーザーはより快適に興味のある情報を閲覧することが可能になると思います。

さまざまなデバイスにも対応可能ですし、記事によりURLも自動で変わるため、SNSで拡散などしやすく、時代にに対応した手法ではないでしょうか。

デザイナーとしては、あまり代わり映えしないレイアウトデザインが悩みの種。
画像やテキストの置き方でガラリとサイトの雰囲気がかわりますので、デザイナーのみなさん、腕の見せ所ですね!

ではではー。

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