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間違えやすい日本語、使ってませんか?
本来の意味を知ってる人に聞かれると、意外と恥ずかしい。

Posted by Masato Okajima

おはこんばんわ。MONSTER DIVEのオカジマです。
今回は、ディレクターという職業と日本語について、投稿させていただきます。

大学を卒業したら「Pixer」か「DreamWorks」に就職する!!と勝手に信じ切っていたのですが、インターネットのおかげで、学生のうちに、『世の中には、天才と呼ばれるクリエイターが山ほどいる』という情報に気がつき、

クリエーターとしてモノづくりをするより、ディレクターとして、クリエイターたちと一緒にした方が向いている!大きなことができる!!

ということで、社会に出てから、ずっと、さまざまな業界における「ディレクター」という職種を体験させていただいております。

ディレクターという職種がやるべきこと

ディレクターの仕事って、

  • 「仕切ること」
  • 「企画すること」
  • 「指示すること」
  • 「決断すること」

などがメインタスクなのですが、実は、

  • 「チェックすること」

というタスクもかなり大事なんです。

特に、受託型のビジネスとかしてると、チェックを疎かにすると、「言ったところ直ってませんよー」とかクライアントから言われちゃいますので、クリエイターが作ってくれたモノや、直してくれたモノをちゃんとクライアントの意図するようになっているのかを"チェックする"ことが求められます。

なるべくチームのメンバーには「プロジェクト全体をみてね」とは言っていますが、それでもやはりクリエイターは自分の範囲のことに全力投球してるので、全体を一番、俯瞰的にみているのはディレクターになります。

これは、Webであろうが、映像であろうが、メディアであろうが、『ディレクター』という職種がやるべきことは同じだと思います。

「チェックする」ためには「こまかい」ことが大事

そんな「チェックすること」なのですが、性格が悪いのか、細かいのかわかりませんが、昔から、重箱の隅みたいなことによく気がつくんです。気がつくと言うか気になるんです。

自分でも「こまけーなー」「ちっちぇーなー」と思うぐらい。
まぁ、もともと、性格が悪いんでしょう。

たぶん、『タイポ見つける選手権』が開催されたら、上位に食い込める自信があります。
きっと、前世では、校正・校閲担当だったに違いありません。

ちなみに、学生時代は完全に理系脳だったので、国語系は、基本、赤点に近かったんですけどね。 はい、文章は下手くそです。 このブログの文章のように...。(自虐)


ということで、本題。


最近、いろいろ「言い間違い」、つまり日本語の誤用をよく耳にするので、
"真逆に意味で誤用されている言葉"
を中心にまとめてみました。


なんとなく、よく聞く順に発表します!!

「言い間違い」しやすい日本語の誤用例

1. さわり

「ネタバレしちゃうから、さわりだけ教えるね」

はい。これ、間違いです。

『さわり』

物語全体の一番重要なところ。一番盛り上がるところ。文章全体からの要点。

という意味です。

「その映画、さわりでいいから教えて」と言われたら、最初から最後までしっかりネタバレしてあげてください。

2. 煮詰まる

「(打ち合わせ中に)ちょっと煮詰まってきたから、休憩しよう」

はい。これ、間違いです。

『煮詰まる』

十分に意見を交わして、結論が出る段階。

という意味です。
煮物を料理しているときを想像すると分かるんですが、煮詰めると完成系に近づくんです。

なんか、議論がとっちらかってきて、ゴールが見えなくなってきた、みたいなときに使ってませんか?

3. 役不足

「今度のプロジェクト、おまえに任せるわ」
「え? 僕には、役不足です。」

はい。これ、間違いです。

『役不足』

その人にとって、役目が軽すぎること。

という意味です。
その人のスキルが優秀で、その役ではもったいない状態です。

なので、弱気な感じで「僕には役不足です。。。」と言われたら、ぶん殴ってください。   まぁ、強気な感じで「僕には役不足です!」と言われても、ぶん殴ってOKです!(ダメです。w)

4. 潮時

「もう潮時だ。。。この事業、撤退しよう」

はい。これ、間違いです。

『潮時』

物事を行う上で、適切なタイミング。今がチャンス!

という意味です。

潮時に撤退するなんて、アホですよ。

「潮時」はもちろん海の満ち引きのことですが、潮が引いていくというあたりから、撤退タイミングみたいな誤用が増えたのかなと思います。本来、潮が満ちてきてる時も「潮時」ですから、そっちだったら、ポジティブなイメージなのに。。。
世の中、ネガティブな人が多いのかな。

まぁ、どちらにしても、満ち引きが激しいタイミングの時は、時代の転換点。
つまり、チャンスってことですね。

5. 破天荒

「あの人、破天荒な性格だから、」

はい。これ、間違いです。

『破天荒』

前人未到の境地を切り開くこと。フロンティア。

という意味です。

これは、きっと漢字が悪いですね。「破」とか「荒」とか、のせいで、「豪快」とか「大胆」なイメージがついてますね。
たしかに破天荒な人って「他の人が成しえなかったことをする」という意味では、豪快で大胆な人が多いんでしょうけど、「家庭を顧みず、飲みに行って、夜の街で大金使ってるひと」のことではありません。


以上、言い間違い5選でした。

どうですか? 意外と間違えてる人、多くないですか?

誤用が正解になる例も

でも、「敷居が高い」という単語も、本来は「不義理なことがあり、その家に行きにくい」という意味だったのに、「自分には高級すぎて、そのお店には行きづらい」という誤用があまりに多くて、あとあと、辞書に追加された、という例もあるので、みんなで間違い続ければ、それが正解になってくるようです。

「裏切り者禁止! 赤信号、みんなで渡れば恐くない!」の精神で突き進むのも悪くないかもしれません。(そんなことはない。)

そんな「こまかいタイプ」のディレクターさん、募集中です!

こういう言い間違いやタイポが気になって、今夜も眠れない!というあなた。
雑なやつとは仕事したくない! 丁寧な仕事をしたいんだ! というあなた。

きっと、当社のディレクターとして、適任かもしれません!

一緒に働きませんか? ご応募お待ちしております。




【免責】
ちなみに、上記、一切、辞書ひいてないので、微妙に違ってたらごめんなさい。

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