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今そこにある危機! 来たるA.I.時代をWeb制作者がいかにサバイブしていくかについて

Posted by Mizuko Takizawa

今そこにある危機! 来たるA.I.時代をWeb制作者がいかにサバイブしていくかについて

オックスフォード大学の准教授が、将来「A.I.」(人工知能)に取って代わられる可能性を、"702の職種"について分析し発表しています。その中で、90%以上の確率で取って代わられるであろうとされる職業は以下のようになっています。

※抜粋

  • 電話・データ入力などのオペレーター
  • 窓口・受付・フロント係
  • 一般業務の秘書・補助員
  • 時計修理業
  • 貨物作業員
  • 映写技師
  • 税務申告代行者
  • 保険の審査担当者

「映写技師」が無くなるとかいわれると、知りもしないのになんとなく郷愁を感じて切ない気持ちになったりするわけですが、それよりなにより、こちらにはリストアップされていませんが、私がいま主に担当している"マークアップ業"、広い意味でのWeb制作者は果たしてどうなのでしょうか。

Web制作に関わるそれっぽい職業について調べてみました。
※数値は取って代わられる確率です。

  • プロデューサー・ディレクター : 2.2%
  • 編集者 : 5.5%
  • 商業/工業デザイナー : 3.7%
  • グラフィックデザイナー : 8.2%
  • Web開発者・ネットワークエンジニア : 21%
  • プログラマー : 48%

「コーダー」とか「マークアップエンジニア」という職業では特に掲載されていなかったのですが、このリストの傾向から察するに...

「もっと高い確率で取って代わられる気がする...!」

A.I.とは

まずは、敵情視察から。

A.I.(人工知能)とは、Artificial Intelligenceの略。
人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、あるいはそのための一連の基礎技術を指す。

想像上の「A.I.」

リアルとはまた異なりますが、物語の中ではこんな風に描かれています。というか、そのイメージが強い。

  • 2001年宇宙の旅
    HAL9000というA.I.が登場します。物腰はとても柔らかなんですが...
  • ナイトライダー
    「キット!」「はいマイケル」
    ※ご存知の方の脳内にはたぶん例のテーマ曲が流れ出したと思います。
  • her
    A.I.の声(スカーレット・ヨハンソン)がセクシーです。

身近な「A.I.」

  • 自動車の自動運転
    もはやハンドルから手を離しているCMなんかが放映されているほど、だいぶ近づいてきた印象があります。
    絶対的にセンスがないというネガティブな自信により自動車の運転免許を持っていない私でも、一人でドライブなんて日が果たして来るのでしょうか?
  • Siri
    「へへ...ヘイ! Siri!」

身近な「A.I.」 ... Siri

※2017年9月現在

噂レベルで聞いたことはありましたが、本当にこの答えが返ってくるとは驚きました。
どうやらその時々によって返答も変わるそうで、昨年は「安心してください」が席巻していたとか。

「A.I.」の特徴

「A.I.」が得意なこと

常軌を逸した学習意欲

  • 伸び率と伸びしろも無限大。そして素直。日々是勉強。

ハンパない記憶力・記憶量

  • そしてそれが劣化しない。「ほら!あれ!あれだよ!なんだっけ...」とか決して言いません。

脅威の計算・情報処理能力

  • やはり2位じゃイヤなんでしょうか?

ごく個人的に感じている日々の不調(もの忘れや言葉が出てこないなど)と、見事に比例していて恐怖すら感じます。

A.I.が苦手なこと

0から1にする

  • 教えられたり指示を受ければ完璧にこなしますが、独創性を持った何かを生み出すのは苦手なようです。いまのところ。

マルチタスク

  • 例えば、チェスのチャンピオンに勝つ知能を持つA.I.が、自動車の運転もできるかというとそうではないそうです。いまのところ。

感情的なもろもろ

  • 交渉したり、説得したり、サポートしたり、管理したり、他人の状況や気持ちを考えての行動といったところは難しいようです。いまのところ。


すべていまのところ。

どうやってサバイブするか

冒頭のリストでも紹介したとおり、プロデューサーやディレクターは、さすがA.I.の領域外とされる「管理力」を発揮する職業ですから心配無用のようです。
また、デザイナーについても、各々のクリエイティブを追求し邁進していただければ問題なさそう。

ということで、
問題の"マークアップ業"ですが、
改めて基本的な業務内容をおさらいしてみると、

ある一定の法則の中で、コンピュータ用の言語を使い、指示(デザイン)通りに...

って、A.I.が得意そうなことだらけで、やはり完全にフラグ立っている気が...。

A.I.にとって、どこら辺が得意そうなのかというとやはりこの単純作業感。
ある程度のプログラミングをA.I.に施せば、よっぽど高速で正確なマークアップをしてくれそうなのです。

そこで、何で差をつけられるかを冷静になって考えてみると、行き着くところは、やはり人間による人間のためのWeb制作というところなのか...と...。

統計的に分析した結果に基づくUIやUXならA.I.は簡単に実装するだろうけど、もっとパーソナルなユーザー目線・心理に寄り添った設計を提案してくことはA.I.にはまだムリ。きっと。たぶん...。

単純作業にはせず、状況に応じてマスを意識しながらパーソナルなものづくりができることはとても大事なことです。

あるいは、A.I.が苦手な企画やデザイン業、ディレクション業にも足を踏み入れてみるというのもひとつの手かもしれません。デザインしながら、ディレクションしながらマークアップできれば効率的だし、広い視野を持つことでWeb制作の可能性も広がります。

中途半端に手を広げるのはさすがに無理がありますが、潰しが利くというのは、このA.I.に取って代わられる問題に限らず、世間を"サバイブできる方法"に、他なりません。

そういえば、できるかできないかは置いておいて、A.I.にマークアップを教えていく(マークアップ用A.I.を開発する)というのもアリかもしれません。たぶんすごく良い生徒になりそうだし。

まとめ

とはいえ、冒頭で紹介した論文も2013年に発表されたものなので、紹介した職業やそれに関連する数値も、現在はまた異なってきていると思われます。それほどA.I.の進化はめざましく、Google創業者のラリー・ペイジや、泣く子も黙るビル・ゲイツ、火星を目指すイーロン・マスクも、それぞれことあるごとにA.I.の脅威を語っているほど。

「A.I.に取って代わられる」
だなんて眉唾感が否めないこともたしかですが、今後、A.I.とどのように共存していくかを真剣に考えるべき未来が来ているのかもしれません。

A.I.とどのように共存していくか

いずれにせよ、A.I.が弱いとされる想像力を大いに発揮して、自分の特性や進みたい方向性も考えながら、今後のキャリアアップについて意識していけたら良いですね。

「ナンバーワンにならなくてもいいからオンリーワンに」
とはよく聴くフレーズですが、
例えA.I.に取って代わられるようなタイプの職業だったとしても、オンリーワンと思わせるような何かを持っていたいものです。

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