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「Gemini Canvas」で提案書を共作してみたら、企画営業の「本来の役割」が浮き彫りになった話

Posted by KAT

こんにちは! WEBプロダクション事業部で営業を担当しているKATです。

今回は、最近私の業務フローで大変お世話になっているAIツール、「Gemini Canvas」を使った提案書作成についてお話ししたいと思います。

「AIに提案書を書かせるなんて、手抜きじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。 しかし実際に使ってみてわかったのは、AIの活用は手抜きどころか、私たち企画営業の価値を最大化してくれる最強のビジネスツールだということでした。

ゼロからイチを生み出す「壁打ち相手」としてのAI

皆さん、企画提案書を作成される際に、真っ白なスライドやドキュメントに向かって「さて、何から書き始めよう......」と悩んだことはありませんか?
僕はめちゃくちゃあります。

「台割どうしようかな」
「お客さんの課題はこれだから、こういう内容書きたいな」
「提案のフックとなるポイントはどう表現しようかな」

など、書く前に色々考えすぎてしまって、「結局何から書けば良いんだ?」となることが僕は非常に多いです。そのため、お客さんのための「提案内容」を詰める時間よりも、「提案書を作る」時間の方が結局多くなってしまい、1つの提案書を完成させるだけで多くの時間と体力を今まで使っていました。

ですので、最初は「少しでも業務負担が減れば良いな」という程度の期待で、提案書の作成にAIを活用し始めました。

まるで「優秀なアシスタント」と共同作業する感覚

今までは提案書作成にどうしても時間がかかってしまい、期限日に間に合わせるために「企画案そのもの」を深く考える時間があまり確保できていませんでした。そんな私の状況を劇的に変えてくれたのが「Gemini Canvas」です。

Gemini Canvasが画期的なのは、単なる一問一答のチャット型AIではなく、同じドキュメントを見ながら、隣で一緒に作業をしてくれる優秀なアシスタントのような体験ができる点です。

僕の現在の活用フローはこんな感じです。

  • 構成のブレスト(骨組み作り)

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まずはクライアントの課題、ターゲット、予算などの要件を箇条書きでインプットし、自分の考える企画案をいくつかGeminiに共有します。そうすると企画の方向性が正しいのかから、構成案までいくつかパターンを提示してくれます。AIが提示してきた情報を僕の方で精査し、「本当にお客さんの課題を解決できるのか」情報を整理します。

  • Canvas上での共同編集(肉付けと調整)

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企画案や提案の方向性が固まってきた後、提案書の台割を作成し、Gemini Canvasに流し込むと提案書のスライドを作成してくれます。流し込むときに、提案イメージに合わせてカラーや見出しフォント、テキストサイズなどを指定し、統一感のあるスライドの草案を作ってもらい、そこからさらにCanvas上で直接編集します。「このセクションはもう少し専門的なトーンにして」「ここの文章が長いから要約して」と、部分的に指定してAIにシートを書き直させることも可能です。

  • 表現のブラッシュアップ

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完成した提案書の草案をGoogleスライドにインポートし、そこからは提案するお客さんに合わせた自分の言葉にテキストを修正していき仕上げます。

AIが「作業」を巻き取り、人間は「思考」に集中できる

Gemini Canvasを導入してから、提案書の「作成作業」にかかる時間は劇的に削減されました。しかし、提案のクオリティは圧倒的に上がっています。

理由としては、浮いた時間を「お客さんのことを考える」ことに時間を使うことができるようになったり、自分だけでは思いつかなかった企画アイデアを提示してくれることで、自分の中の引き出し、手札が圧倒的に増えたからです。

お客さんのことを考える時間が増えたことで、課題や背景、担当者の方が社内に求められていることなどを深堀することができます。これはAIではなく、実際にお客さんと会話している僕でしかできないことです。そこに時間をかけられるようになったので、課題解決までの道筋がハッキリと見えるようになってきました。

また、自分の中の引き出しを増やしてくれることに関しては、提案だけでなく初回のヒアリングの際にも非常に大きなメリットをもたらしてくれています。課題や背景をざっくり聞くだけで、ざっくりとした企画案をその場でお話しすることができるようになったため、企画の風呂敷を以前より広げやすくなりました。

AIは一般的な正解や綺麗な文章を作るのは得意ですが、できないこともまだまだ多いです。

  • 商談中のクライアントの「ちょっとした表情の曇り」から真の課題を読み取ること。
  • 自社のデザイナーやエンジニアと膝を突き合わせ、「こうすればもっと面白いことができる!」という熱量を生み出すこと。
  • 過去の失敗談や独自の視点を掛け合わせて、自分流の「独自の提案ストーリー」を作ること。

AIがドキュメント作成の重労働を肩代わりしてくれるからこそ、私は営業として、「どの課題にフォーカスするか」「どのような価値を提供できるか」という戦略の部分に全力を注げるようになったわけです。

新しい技術を使いこなし、共に最前線を開拓しませんか?

MONSTER DIVEには、今回紹介したような最新のAIツールやテクノロジーを「まずは使ってみよう!」と面白がり、業務に積極的に組み込んでいく文化があります。古い慣習にとらわれず、本質的な価値提供のために常にアップデートを続ける、それがMONSTER DIVEの働き方です。

現在MDでは、こうした新しいツールを柔軟に使いこなしながら、クライアントの課題解決に熱く向き合えるメンバーを募集しています。 興味がある方はぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!

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